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明日葉(あしたば) 奇跡の野草 [明日葉(あしたば) 奇跡の野草]

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明日葉(あしたば) 奇跡の野草
花言葉 : 旺盛な活動力、未来への希望、

別名を八丈草とも言われて伊豆七島では生命力の強い野草して知られています。
栄養価が高く抗菌作用のある薬草としても扱われ、健康野菜としての活用も進んでいます。

三宅島、八丈島では、くさやとのマヨネーズ和えも郷土料理のひとつで食卓を彩る緑色の
美味しい健康野菜の「明日葉」は島内の多くの宿泊施設や飲食店で提供されています。

とても生育が旺盛で葉を収穫しても翌日には新しいわき芽から葉が広がり始めることから
「明日には葉が出る草」との事で、あしたばという名前がついたといわれています。

通年にわたって葉が青青している常緑性で植えると何年も育つ宿根草です。
1度植えつけておけば何年も収穫を楽しむことができる野草です。

伊豆七島では山林の中などに自生する山菜ですが食べものとしては緑黄色野菜と言えます。
カボチャやニンジンに多く含まれているβカロチンを多く含む山菜です。

ビタミンB群やビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類を多く含み、栄養たっぷりです。
ミネラルも豊富で鉄やカリウム、カルシウムを多く含み、食物繊維も豊富です。

滋養強壮に効くとされたり、その効能から万能薬のような扱いをされたりするのは、
豊富な栄養を含む理由から青汁やサプリメントなどの原材料として注目を集めている植物です。

その秘めた力について詳しい人はまだまだ少数派ですので「どんな姿をして」どう活用するか
「どんな健康効果があるのか」を知って置きましょう。

   アシタバ 10.5cmポット苗 あしたば

◆明日葉の育て方
路地植えと容器栽培の異なる点を知って置きましょう。

路地植えでは、夏に西日が避けられて冬は寒風が避けられる場所を選びます。
植え付けは深さ30cm、直径30cmほどの植え穴を掘ります。

掘った土には腐葉土20ℓ、苦土石灰と緩効性化成肥料をひとつかみ混ぜ込んでおきます。
苗の茎が5cmほど埋まるように植えつけ水をたっぷり与えます。
新しい葉が広がり始めるまでは、土の表面が乾いてきたら水を与えて下さい。

日当たりの良い所で育てますが、暑さに弱いので夏は日陰になるような場所が向いています。
土が凍ったり霜が当たったりすると枯れてします。
夏は暑さから根を守るため、冬は凍結を防ぐため、株元を腐葉土でマルチングしておきます。

容器植えでは、鉢であれば10号(直径30cm)程度、プランターであれば野菜用の60cmプがよい。
小粒赤玉土、中粒赤玉土、黒土、腐葉土を等量に混ぜ合わせた用土など、
水はけと水もちのよい用土を使って植えつけ茎が5cmほど土に埋まるよう深植えにします。

鉢やプランターに植えて、季節ごとに栽培場所を移動させるのもおすすめです。
寒冷地では冬は室内に取り込むことになるので基本的に容器栽培という事になります。

生育が旺盛なので、肥料が切れると新しい葉が出なくなったり葉色が黄色くなります。
6月ごろに一度、株元に緩効性化成肥料を与えますが、与えすぎると徒長するだけでなく、
夏季に肥料分が多すぎると根が傷む原因となります。
肥料のパッケージに書かれている規定量の半分を目安に肥料を与えましょう。

鉢やプランターで育てている場合は、規定量よりも薄めの1,000〜2,000倍に希釈したものを
2週間に1回与えます。
多くのの肥料を一度に与えてしまうと失敗の元になるので肥料は少なめに回数多く与えるのが
ポイントです。

鉢植えの水やりは、鉢が乾ききる前にたっぷり与えます。
特に夏は気温が25℃を超えるときに土が乾燥してしまうと葉が傷むことになります。
暑さには強くないので夏季は1日に数回、葉水をして風によく当てて株を冷やすようにします。

●夏季間の管理
明日葉は本州の太平洋沿岸や伊豆諸島などの温暖な地域原産ですが、
山林の中や縁に自生しているので、30℃を超えるような猛暑は苦手です。
床がコンクリートだと、夜も輻射熱があるため鉢の下には人工芝などを敷いたり、
台の上に載せて下からの熱を避けられるように工夫します。

鉢土の温度の上昇を抑えるためには、鉢をを廻したり、大きな鉢に入れる二重鉢が効果的です。
鉢と鉢の間に川砂を入れ川砂を常に湿らせておくなどで気化熱で鉢の温度を下げる効果があります。

外側の鉢が素焼き鉢やテラコッタなど水を通す鉢だとより効果的です。
路地植えは、株元に腐葉土をマルチングして地温の上昇を防ぐことができます。

●冬季間の管理
関東地方以西の平野部であれば、株元にマルチングをしておく程度でも冬を越せます。
強い寒さが予想されるときは、株全体を不織布などで覆っておくのも効果的です。
寒冷地では基本的に冬は室内に取り込んで冬越します。

明日葉にはいくつか種類があり葉柄が赤い赤茎系の方が耐寒性が高く明日葉独特の風味も強いです。
青茎系は耐寒性はあまり高くありませんがクセがなく食べやすいといわれています。

収穫では葉が5〜6枚くらい出てきたら随時葉を収穫して食べることができます。
収穫する際には必ず2枚以上の葉と株の先端にある芽を残すようにします。

葉がなくなってしまうと光合成をして成長することができず先端の芽がなくなってしまうと
新しく広がる葉の元になる部分がなくなってしまうので注意してください。
花が咲くと枯れてしまうので花芽が出てきたら折り取りを致します。

主な食べ方は、収穫した葉は独特の苦みと風味を味わうなら、天ぷらやおひたしがおすすめです。
セリ科特有の香りがするが風味が強くない方がよければ卵とじやバター炒めなどが良いです。

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◆明日葉の活用
葉緑素(クロロフィル)は緑の血液と呼ばれる成分で、増血、抗菌、脱臭、解毒、健胃、整腸、
抗アレルギーなどの作用があります。

明日葉を粉末に加工されたものを2gほとを、お湯、ヨーグルト、野菜ジュース、青汁などに
溶かしてお飲みください。またさまざまな料理にもお使いいただけます。

なるべく若芽か若い葉を採取し水洗い後、手でちぎって3日程日干しにした後、陰干しして
乾燥させ保存したときには、明日葉茶として煮だしてお飲みください。

明日葉(あしたば)の健康効果 ←詳しくは

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