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和歌山県 ご当地文化百科 (②近畿地方) [47都道府県 ご当地文化百科]

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ご当地文化百科 (和歌山県)
海・山・川の大自然に恵まれた和歌山県は熊野三山や高野山などの世界遺産を有し、
美しい自然景観や自然を楽しめるアクティビティが豊富です。

羽柴秀吉が1585年に紀州征伐後、「岡山」や「若山」と呼ばれた地に現在の和歌山城を築き、
景勝地の、和歌浦(わかのうら)から「和歌山」と改名したことが由来です。

和歌山に行ったら現地のグルメを食べてみよう。
和歌山ラーメン
戦後に市電の車庫周辺に立ち並んだ屋台の味が出発点とされるご当地ラーメンです。
スープは大きく2つのタイプがあり、まろやかでコクのある豚骨醤油味と、
黒く透き通ったあっさり系の醤油味。

柿の葉寿司
江戸時代から地元で親しまれる郷土料理です。
具材はサバが主流で、ほかにもサケやエビ、シイタケなど多彩です。
柿の葉の作用で保存性が高く、食べやすい形状のため、旅の移動中に味わうにもぴったりです。

勝浦漁港のまぐろ
延縄漁法による生マグロの水揚げ高は日本一を誇ります。
活け締めの技術によって、漁獲された直後の新鮮な状態を保ったまま港まで運ばれるのが特色。
鮮度が際立つおいしさを、刺身や海鮮丼で堪能できるのも本場ならではの口当たり。

梅干し
和歌山を代表する特産物の梅。
温暖な気候や日照時間の長さ、土壌の水はけの良さなど梅栽培に適した条件がそろい、
全国の梅の収穫量の約6割を和歌山産が占めます。
この梅を使った高品質な梅干しの生産も盛んで、特に大粒で肉厚な南高梅が大人気。
梅干しのほかにもシロップや梅酒など、多彩な梅の加工品はお土産にも最適です。

クエ鍋
和歌山の冬の風物詩として人気を博すのがハタ科の魚、クエです。
漁獲量が少ないことから「幻の高級魚」の異名もあり、身に脂がたっぷりとのり、
上品でいて深い旨味が持ち味で加熱することで生じる独特の弾力も魅力です。
鍋のシメの雑炊も絶品ですよ。

めはり寿司
大きく丸く握ったご飯を、塩漬けの高菜でくるんだ郷土料理です。
名前の由来は「目を張るように口を大きく開けて食べるから」「目を見張るほどにおいしい」など、
諸説伝わります。
ご飯は白米のほかにすし飯のタイプもあり、具材に焼き魚などが入ることもあり。
新宮市の熊野速玉大社近辺には伝統的なめはり寿司を出す店が複数あります。

クジラ料理
紀伊半島の南東部に位置する和歌山県太地町は、日本の捕鯨発祥の地として知られています。
現在もくじら料理は地元の名物で、町内の飲食店では刺身や竜田揚げ、
ハリハリ鍋などさまざまな調理法でくじらを楽しめます。

熊野牛肉
和歌山が誇る高級和牛ブランド「熊野牛」は県南部の熊野地方で昔から飼育されてきた
和牛にルーツを持つ黒毛和種です。
肉質はきめ細かく柔らかで、肉そのものの風味に優れているのが特徴で焼いた際の香りの良さにも
定評があります。
ステーキやすき焼き、焼き肉、ハンバーグなど上質な旨味をじっくり楽しめる料理が特に人気です。

しらす丼
シラスは、カタクチイワシやマイワシなどの稚魚です。
紀伊水道で3月下旬から5月にかけて豊富に水揚げされて中でも和歌山県湯浅町は
釜揚げシラスの生産が盛んです。
茹でた後に天日干ししたシラスをご飯にのせた名物のシラス丼は、湯浅醤油や金山寺味噌を添えて
提供されるのが地元流という。

ウナギ料理
代々にわたり暖簾を守る老舗のうなぎ料理専門店が多い。
うなぎの泥臭さを取る下処理には清らかな水が欠かせず、清流に恵まれた和歌山でうなぎ料理が
食文化として根付いたのだという。うなぎを焼く際に使われる紀州備長炭も県の特産品です。
蒸す工程を加えない関西風のかば焼きは香ばしさが際立ち、食べ応えも満点です。

※ 和歌山に行ったら現地のグルメを食べてみよう。
  は「和歌山県 ご当地文化百科」とは直接関係はありません。


和歌山県 ご当地文化百科
太平洋がもたらす海の恵みと、熊野の深い山に育まれた文化を歴史・食・営み・風景という
分野に分けて、その地ならではの地域色豊かな伝統的話題について興味深く解説しています。

和歌山県 ご当地文化百科 目次
序 知っておきたい基礎知識 
 I. 歴史の文化編
  「遺跡」「国宝/重要文化財」「城郭」「戦国大名」「名門/名家」「博物館」「名字」
 II. 食の文化編
  「米/雑穀」「こなもの」「くだもの」「魚食」「肉食」「地鶏」「汁物」「伝統調味料」
  「発酵」「和菓子/郷土菓子」「乾物/干物」  
 III. 営みの文化編
  「伝統行事」「寺社信仰」「伝統工芸」「民話」「妖怪伝承」「高校野球」「やきもの」 
 IV. 風景の文化編
  「地名由来」「商店街」「花風景」「公園/庭園」「温泉」



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